フォーカシングスクリーン交換
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EOS 30Dのフォーカシングスクリーンはピントの山がつかみにくくピント合わせが難しいので、Katz Eyeというサードパーティ製のフォーカシングスクリーンに交換してみました。
中央がスプリットで、周辺はマイクロプリズムになっています。30Dの場合は、AF測距点の表示は従来通りで変わりません。またスクリーン交換でAF精度は影響を受けないそうです。AEは少しずれるそうですが、もっともずれの大きいとされるスポット測光は使わないので気にしないことにしました。
お値段は$105で送料が$17.34でした。国際EMSで届きました。もう少し時間がかかって安い手段もあるといいですね。


暗いレンズで使う場合はOptiBrite Brightness Enhancement Treatment(追加$55)でスクリーンを明るくする処理を追加できるようです。F6.3なら1段分明るく見えるそうですが、明るいレンズでは効果が小さいそうなので、頼みませんでした。
表面が傷つきやすいこともあり、厳重にくるまれていました。


取り付け
20Dでの取り付け方のPDFがリンクされていたので、これを熟読してから交換しました。
作業は準備を含めても30分も掛かりませんでした。標準のスクリーンを外すのは楽だったのですが、ブロアでホコリを飛ばそうとしてシム(スクリーンの位置合わせのための厚さ調整用の金具)の位置がずれてしまい、元に戻すのに少し少し焦り緊張しました(^_^;) APS-Cなのでミラーボックス内が小さかったり作業性はよくありません、当然保証外、自己責任ですので、心配な方は取り付けサービスもあるようです。
取り付けには、次のような道具を用意しました。pdfには細い箸とありましたが、竹串で代用しました。歯科用のミラーは、実際には使いませんが、構造を見るのに便利でした。ピンセット、ブロア、串、レンズクリーニングペーパ、セロテープは必須です。

これは外した標準のスクリーンです。APS-Cなのでかなり小さいです。

感想
まだ付けたばかりなのでごく第一印象ですが、マニュアルフォーカスをするのにスプリットはとても便利です。また、マット面もピントの山がつかみやすく、かつ明るさも同じぐらいに感じます。見え味は大満足です。AFエイドで試してみましたが、問題なく使えそうです。詳細は、後日、実写レポートしたいと思います。